2024-01-01から1年間の記事一覧
【2008年開幕時点】 平成に入ってから“選手番のトリ”として急速に流通した「99」。 初期の鳥坂、に'79年渡部は選手登録ながら実体はほぼ打撃投手要員。この重苦しい番号を「インパクトが強く、覚え(られ)やすい」という一点でもって選手番に生かしたのは稲垣…
【2008年開幕時点】 当機構[NPB]初の“70番超”選手は、'52年「71」の小田喜美雄。身長191cm 体重86kgの巨躯でも目を引く存在で、'54年3打席1安打をマーク。その後'57年に「71」アラン山本が20打席1安打。から'61年、「75」後藤修が36登板(9先発)で93イニング5…
【2008年開幕時点】 現在「99」にその座をとってかわられているが少し前まで“選手番のドン尻”だった「69」。見た目に「99」 ほど切迫感なく、スマートな印象を持つ“秘密兵器”ナンバー・・・それは99と100には“桁数が変わる”という原則的な相違があるのに対し、「…
【2008年開幕時点】 '60年代にのちのレギュラー・種茂(在番時出場1試合)、白(在番時出場0) 、東条(在番時14試合)、菅原(在番時出場O)、阿部(在番時2登板⇒野手で開花)、にプチ頭角を現した松本(在番時出場0→通算53登板3勝)、浜崎(在番時出場0→通算43登板1勝)…
【2008年開幕時点】 “6”という字面の持つ明イメージに“7”のクール感が調合され、シャープかつ鮮やか{※1}な番相をたたえる「67」。その印象通り、黒江、加藤、亀山・・・と敏捷系で名を成した選手を輩出している。捕手ながら野口寿も脱番後(の'00年)三塁打王と…
【2008年開幕時点】 隠れた出世番号。石井琢朗、中村紀洋、「66」通しで斉藤和巳、にプレー期間ゼロの一瞬在番ながら(着'98年の開幕前に退団)、米大リーグでのソリアーノと、タイトルホルダー続々輩出{※1}。 実績No.1(通算2000安打超)の石井はイブシ銀の趣も…
【2008年開幕時点】 選手番としての躍動が目立ち始めるのは'90年代に入ってから。加えて野手レギュラーは0、投手も規定投球回到達は3例と独自色が見出しづらい中にあって、'67年菅原~'00年戎[えびす]の“1発屋”(菅原はのち準復活・・・詳細は下記)像がインパク…
【2008年開幕時点】 え、こんな選手いたっけ? いつの間にこんなスゴくなったんだ? 今までどこに潜んでたの? そんな声が聞こえてきそう。誰に注目されずとも、至ってマイペースに夜ごと爪を研ぐ不言実行タイプ。自らで光るより主役の脇で映える性質にもリ…
【2008年開幕時点】 かつては「名コーチ」のイメージ。初表舞台登場は選手方のマケーブ(遊撃レギュラー格で.207 3本 20盗塁)だが、翌'55年藤田がヘッドコーチで「63」着。すると以降、コーチラッシュ・・・特に、藤村、近藤、植村、備前、杉下、中谷、大島、山…
【2008年開幕時点】 この背番号は“花火師”のイメージ。唯一のレギュラーがレッカだが、「62」の番号性質を明かす上でこれほどの適任者はいない。キャッチャー・ファールフライ捕りの名人といわれ、'53年パ4位の23本塁打(・・・1位が31本の年)を放つ一方、三振は…
【2008年開幕時点】 近代投手が足を向けて寝られない背番号。何せ先発投手のローテーション制を導入した藤本定、先発・救援の分業制を根付かせた近藤が、その起用法を本格遂行した時に着けていたのが「61」。そしてある意味、反面教師的な促進材料となった'6…
【2008年開幕時点】 厳密には'53年着の(専任) 投手コーチの元祖・谷口 {※1}がいるが、何といっても「60」を表舞台へと押し上げたのは三原。 入番した'54年はライオンズ監督就任4年目。この年二塁に仰木彬、 一塁に河野昭修が準定着し、 既成レギュラーの三塁…
【2008年開幕時点】 潜在能力はきわめて高い。 '77年二軍史上初の打撃3冠 (+盗塁王で史上唯一4冠)王の庄司(・・・一軍では「59」計57試合で6打席1安打)、 '97年二軍2例目の3冠王・ボニチ(・・・一軍計12試合21打席で0安打10三振)。 '56年12勝1敗 ~〜'57年13勝2敗…
【2008年開幕時点】 来日2年目いきなり17勝で最多勝に輝いたホッジス、に同'02年(前年まで12年で計66試合24安打→)いきなり三番に準定着の宮地、'90年には捕手→二塁に転じ、(3年で計22試合1安打→)いきなり一番定着した飯田と、ノーマークからの急台頭選手が目…
【2008年開幕時点】 ドラゴンズの出世番として著名な「57」。そのイメージが付いたのは'80年代の平野から。 '78年に投手として入団(1年目は「81」番)。'79年途中~外野手転向。'80年途中~両打[スイッチ]転向。4年目の'81年(大卒なのですでに26才)に1軍初出…
【2008年開幕時点】 これといって特徴のない「56」にあって{※1}、ジャイアンツがこ25年ほど次代正捕手リレーを通しているのがひときわ目につく。 脱番後、村田真がレギュラーとなり、杉山と村田善もレギュラー争いに参戦し、すっかりそのイメージが浸透した(…
【2008年開幕時点】 すっかりゴジラ・松井秀喜の背番号として浸透した 「55」。 嶋、 岡田、 神戸[こうべ]、 伊奈には“○○ゴジラ”の異称があり、 佐藤吉も入団時、 愛称“ゴリ”を登録名にと自薦した左の強打者。喜田[きだ]、小斉も含め、ちょうど本家の日本離…
【2008年開幕時点】 何といってもエポックは「54」初のドラフト1位新人着・槙原のデビュー時。 過去'56年に後藤が、5年目で所属4球団目(2度は解雇→テスト入団、残り1度は球団合併、での移籍)にして初戦力参画となる33登板6勝12敗(~もオフ、再び自由の身に)…
【2008年開幕時点】 速球王・五十嵐~盗塁王・赤星の活躍ですっかり根付いたスピードナンバー。 この番号、全くクセがなく、どんなタイプにもよくハマる。 “5”と“3”の並びがもたらす絶妙のバランス感には独特の個性があり、上品かつ神秘的な趣もある。単純に…
【2008年開幕時点】 イチロー(=「51」)を追うイメージで固まりつつある「52」。高校時“薩摩のイチロー”と呼ばれた川﨑を筆頭に、栗山、紺田、赤松、石川雄、坂口智、星と快足トップバッター候補が続々入番。十川[そがわ]、塀内[へいうち]、都築[つづき]、大…