2008年の背番号風景

日本プロ野球における各背番号別イメージ変遷史

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

42

【2008年開幕時点】 平成に入ってから突貫的に猛伸張してきた最新の“助っ人”定番。 永らく日本球界では、「42」がほとんど無視に近い状態で“放置”されてきた。だが各球団保有選手数の増加が着手を生み、'97年大リーグ全球団で「42」が永久欠番{※1}となってか…

41

【2008年開幕時点】 上の表からも分かる通り、渡辺久の登場以前は圧倒的に野手優性ナンバー。それまでの通年奮迅例は'52年山根、'57年後尾、'58'59年三平[みひら]、'68年柿本(前者2名は2桁勝利)ぐらいで、他に'51'53年山根、'67'69年柿本、'70年半田、'79年…

40

【2008年開幕時点】 まさに孵化寸前。卵殻を思わす背番号。「39」までは基本1軍、「40」からは2軍、というイメージを顕すように、「40」脱初年にレギュラー(“準”含む)となったのが宇野、宮寺、久保、高橋慶、笘篠、塩谷、斉藤秀。初打率3割記録が宇野、並木…

39

【2008年開幕時点】 「27」 「22」に次ぐ正捕手ナンバー3番手。'63年までの土井に'69年岩木、'72年片岡、'73年水沼、'74~'83年中沢、'77~'81年若菜、'78年黒田、'88~'02年中村武、'92年秋元、そして'98年~矢野をレギュラー(もしくはレギュラー格)に得、'…

38

【2008年開幕時点】 「38」でキャリアハイを迎えたのは投手で三輪、ホフマン、に中継ぎの成重、野中、野手で末次[すえつぐ]、東条、阿部成、に捕手の山川、高田といったところ。他にレギュラー野手となった藤井康('88年)、片岡篤('92年)、土橋 ('94年)は脱番…