2008年の背番号風景

日本プロ野球における各背番号別イメージ変遷史

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

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【2008年開幕時点】 ともに勝率1位となった'51年松田(23勝3敗)、'57年木戸(17勝7敗)。松田は'52年急落しながらも13勝したが、その2年を除くと計3勝。木戸は’57年を除くと9勝。'79年山口哲、'84年小林誠の両防御率1位投手は、ともにこの年が唯一の規定投球回…

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【2008年開幕時点】 江夏以前、江夏以後で大きく印象が異なる。江夏以前はどちらかといえ野手の番号。投手は'42年広瀬、'52年野口正、'53年大神、'56'57年中山、'63年河村が20勝前後、'63年石川陽、’65年林が15勝超の突出実績はあるものの、規定到達回数を見…

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【2008年開幕時点】 捕手のエース番。“準”を含んだレギュラーに、吉原[よしわら]、楠[くすのき]('51年)、根来[ねごろ]、森昌、谷本、加藤俊、大矢、大宮、伊東、中嶋、古田、吉永、古久保('95年)、山田 ('96年) 木村一('02年)、谷繁、日高、細川、と続く豪華…

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【2008年開幕時点】 紆余曲折——。この一語に貫かれた背番号、の趣。その筆頭領主・江夏は「28」でエースに君臨→「17」で“ストッパー”という働き場を確立、球団を転々としながら「26」では'79年より3年連続優勝貢献。ストッパーの存在価値を“ペナント奪取の絶…

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【2008年開幕時点】 別当、スペンサー、松原、大田、高井、クラーク、新井貴、村田修・・・と続くた右主砲ナンバー。中でも別当、スペンサーの存在は日本プロ野球史においても非常に重要な局面に位置している。特に別当はプロ入りがすでに“事件”だった。 当初マ…