2008年の背番号風景

日本プロ野球における各背番号別イメージ変遷史

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

16

【2008年開幕時点】 10番台(「10」番は除く。以下同じ)は全てそうだが、'50年を境に投手着用比率が急騰している。確かにそれまでも有名投手の背番号は10番台が多かったが、戦前・戦中期は基本的に1シーズンを(敗戦処理を除けば) 3〜4人の投手でまかなっていた…

15

【2008年開幕時点】 ほとんど投手番採用だが、野手が着けてもさほど違和感がないのは永久欠番選手・西沢が“野手転向後に”別番から「15」へ変えたことが影響しているのかもしれない。のちに池之上、畠山も同じ道をたどっている。また「15」には御園生[みその…

14

【2008年開幕時点】 「14」と聞くと左腕[サウスポー]イメージがわく。が、それが根付いたのは結構最近で阿波野('87〜'90年)、今中('90〜'96年)の活躍から。過去、清水、阿部、高橋輝が'50年に計33勝という年はあったが、その3左腕以外では'36年内藤、'54'55…

13

【2008年開幕時点】 「11」~「19」番中で最も伸びしろを有す、逆にいえば実績の乏しい手番号。70余年の歴史中でエースを張ったのは、小川健、西口に、'88年の小野和、だけ。リリーフエースも、石本、岩瀬、でもう打ち止め。 野村、西岡、中山孝、柴田保、に…

12

【2008年開幕時点】 10番台で「10」の次に“打イメージ”率の高い番号。それもそのはず、蔭山、岡嶋、広瀬、河野旭、柴田勲のスプリンター流れが一時代を築き、広頼は最多盗塁選手が「盗塁王」として表彰されるきっかけを作った選手、柴田も赤い手袋を代名詞と…