2008年の背番号風景

日本プロ野球における各背番号別イメージ変遷史

57

【2008年開幕時点】 ドラゴンズの出世番として著名な「57」。そのイメージが付いたのは'80年代の平野から。 '78年に投手として入団(1年目は「81」番)。'79年途中~外野手転向。'80年途中~両打[スイッチ]転向。4年目の'81年(大卒なのですでに26才)に1軍初出…

56

【2008年開幕時点】 これといって特徴のない「56」にあって{※1}、ジャイアンツがこ25年ほど次代正捕手リレーを通しているのがひときわ目につく。 脱番後、村田真がレギュラーとなり、杉山と村田善もレギュラー争いに参戦し、すっかりそのイメージが浸透した(…

55

【2008年開幕時点】 すっかりゴジラ・松井秀喜の背番号として浸透した 「55」。 嶋、 岡田、 神戸[こうべ]、 伊奈には“○○ゴジラ”の異称があり、 佐藤吉も入団時、 愛称“ゴリ”を登録名にと自薦した左の強打者。喜田[きだ]、小斉も含め、ちょうど本家の日本離…

54

【2008年開幕時点】 何といってもエポックは「54」初のドラフト1位新人着・槙原のデビュー時。 過去'56年に後藤が、5年目で所属4球団目(2度は解雇→テスト入団、残り1度は球団合併、での移籍)にして初戦力参画となる33登板6勝12敗(~もオフ、再び自由の身に)…

53

【2008年開幕時点】 速球王・五十嵐~盗塁王・赤星の活躍ですっかり根付いたスピードナンバー。 この番号、全くクセがなく、どんなタイプにもよくハマる。 “5”と“3”の並びがもたらす絶妙のバランス感には独特の個性があり、上品かつ神秘的な趣もある。単純に…

52

【2008年開幕時点】 イチロー(=「51」)を追うイメージで固まりつつある「52」。高校時“薩摩のイチロー”と呼ばれた川﨑を筆頭に、栗山、紺田、赤松、石川雄、坂口智、星と快足トップバッター候補が続々入番。十川[そがわ]、塀内[へいうち]、都築[つづき]、大…

51

【2008年開幕時点】 イチローの出現により一気にメジャーナンバーとなった「51」だが、イチロー以前にも井上登、土井、大杉のクリーンアップ打者に(後者2名は四番) 、準エース格投手の古沢と、チームの中枢選手が一定期間「51」で通したのには先例がある(ただ…