2008年の背番号風景

日本プロ野球における各背番号別イメージ変遷史

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【2008年開幕時点】 いわずと知れた強打者番。特に黄金時代を築いたチームの主軸は決まって“背番号「3」”。巨人第1期黄金時代(’38年秋〜'43年)の中島治、西鉄3連覇('56〜’58年)時の大下、V9の長島茂、西本幸雄監督時代の阪急('67〜'74年)での長池、森祗…

【2008年開幕時点】 高橋慶、松本を筆頭領主に大野、飯田哲、波留[はる]、荒木、東出、渡辺直、と続く快速リードオフマンのイメージが他を圧倒。'02'03年サブロー、'04年柴田もその座に半~準定着し、それとはややイメージの異なる大型一番の武上~田尾の継…

【2008年開幕時点】 基本的にスター番号だが、どうも頂点に君臨できない宿命も併せ持っている。 長島(茂雄)の隣で常にno.2扱いの王、という図はその後も大杉(勝男)と若松 、清原(和博)と秋山、広沢(克己)と池山、江藤(智)と前田らによって踏襲されてきた。そ…

日本球界で初めて背番号「0」を着けたのは誰? 昭和の野球ファンなら「長嶋清幸!」と即答するだろう。だが長嶋からさかのぼること37年前に長岡、その2年後にも太田が背番号「0」で登録されている。ともに役職[ポジション]は「マスコット」(=ブルペン捕手)…

00

【2008年開幕時点】 すっかり俊足のバイプレーヤー番として定着した感のある「00」。別掲表を見ていると、まるで“背番号「00」を着ける者は俊足であること。ただし外国籍の者、代打を主とする者はその限りでない”とでも、野球協約で謳われているかのようだ。…