2008年までの背番号風景

日本プロ野球における各背番号別イメージ変遷史

40

【2008年開幕時点】 まさに孵化寸前。卵殻を思わす背番号。「39」までは基本1軍、「40」からは2軍、というイメージを顕すように、「40」脱初年にレギュラー(“準”含む)となったのが宇野、宮寺、久保、高橋慶、笘篠、塩谷、斉藤秀。初打率3割記録が宇野、並木…

67

【2008年開幕時点】 “6”という字面の持つ明イメージに“7”のクール感が調合され、シャープかつ鮮やか{※1}な番相をたたえる「67」。その印象通り、黒江、加藤、亀山・・・と敏捷系で名を成した選手を輩出している。捕手ながら野口寿も脱番後(の'00年)三塁打王と…

68

【2008年開幕時点】 '60年代にのちのレギュラー・種茂(在番時出場1試合)、白(在番時出場0) 、東条(在番時14試合)、菅原(在番時出場O)、阿部(在番時2登板⇒野手で開花)、にプチ頭角を現した松本(在番時出場0→通算53登板3勝)、浜崎(在番時出場0→通算43登板1勝)…

69

【2008年開幕時点】 現在「99」にその座をとってかわられているが少し前まで“選手番のドン尻”だった「69」。見た目に「99」 ほど切迫感なく、スマートな印象を持つ“秘密兵器”ナンバー・・・それは99と100には“桁数が変わる”という原則的な相違があるのに対し、「…

52

【2008年開幕時点】 イチロー(=「51」)を追うイメージで固まりつつある「52」。高校時“薩摩のイチロー”と呼ばれた川﨑を筆頭に、栗山、紺田、赤松、石川雄、坂口智、星と快足トップバッター候補が続々入番。十川[そがわ]、塀内[へいうち]、都築[つづき]、大…

53

【2008年開幕時点】 速球王・五十嵐~盗塁王・赤星の活躍ですっかり根付いたスピードナンバー。 この番号、全くクセがなく、どんなタイプにもよくハマる。 “5”と“3”の並びがもたらす絶妙のバランス感には独特の個性があり、上品かつ神秘的な趣もある。単純に…

25

(2008年開幕時点) 別当、スペンサー、松原、大田、高井、クラーク、新井貴、村田修・・・と続くた右主砲ナンバー。中でも別当、スペンサーの存在は日本プロ野球史においても非常に重要な局面に位置している。特に別当はプロ入りがすでに“事件”だった。 当初マ…